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家族と共に、野村動物病院。

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予防・病気の説明

フィラリア、ワクチン、ノミ/ダニなどの予防 や 痒み、外耳炎、口臭などのよく診察する症状を私なりに解説します。

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1|フィラリアについて

犬フィラリア早期駆除薬につい

━━━犬を飼い始めたら、まず来院を
蚊に刺されてうつる寄生虫として「フィラリア」は聞いたことがあると思います。上のビーカーの中の寄生虫がフィラリア(成虫)です。最近は、わんちゃんを飼い始めてもフィラリア駆除薬を投薬しない飼い主様が増えました。室内犬が増えたことにより、フィラリア感染症の犬が周りにいなくなったように感じるためかもしれません。しかし、フィラリア薬の投薬率は30%前半で3頭に1頭しか薬を投与していません。そのため薬を飲ませていないワンちゃんは室内外問わず危険にさらされています。まず、フィラリア薬の重要性を理解していただくためにも、来院していただいて正しい投薬方法や疑問などを解決したいと思います。
 
━━━フィラリアと蚊の関係について
少し専門的な説明になります。蚊がフィラリア感染犬を吸血することにより、フィラリアの子虫(L1)は蚊の体内に入ります。その後蚊の体内でL3に成長して、蚊の口の所まで移動し今か今かと吸血する機会をうかがっています。蚊がもう一度吸血すると犬の皮膚の中に潜り込み寄生することができます。その後、2〜3ヶ月かけて皮下組織、筋肉・脂肪などで発育し、毛細血管に到達します。その間にL3〜L5まで成長し、毛細血管に到達したL5の子虫はさらに6ヶ月ほど経つと成虫となり子虫(L1)を生むようになります。
 
━━━蚊に刺されてから、2ヶ月間が重要
蚊に刺されることはなかなか防ぐことができません。そのためにも蚊に刺された後のフィラリアを成長する前(L3〜L4)に殺してしまうことが重要なのです。フィラリア予防薬は、フィラリア子虫が犬の体に入らないようよにするのではなく、体に入ってしまったフィラリア子虫が皮下組織、筋肉・脂肪を移動している時に殺して駆除するための薬なのです。言い換えれと「フィラリア早期駆除薬」となります。フィラリア早期駆除薬(フィラリア予防薬)は、感染寄生した後に駆除するため飲み忘れると感染寄生が成立してしまうのです。また投薬期間が大変重要です。当院の地域では通常7〜8ヶ月間の投与が必要です。寒くなってからの11月末から12月初めまで投薬しますので、忘れずにお願いします。

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