重要なお知らせ
寒暖の差は、犬猫も疲れます
毎年のことですが、「春から夏にかけて」と「夏から秋にかけて」の季節の変わり目は、下痢や嘔吐の体調不良での来院が増えます。
その多くは、一時的な体調不良のため水分を摂取し、食事を摂りながら治っていきます。ただ中には「大量の水溶性下痢便(小腸性下痢)」や「少量の粘液混じりの下痢便(大腸性下痢)」をこじらせ、脱水が進みさらに体調を崩すことがあります。嘔吐がない時は少しづつでも食事を摂ったり、水を飲めるようにしましょう。
1日〜1日半で治る兆候がなければ、病院で「腹痛を弱くする注射」や「整腸剤」を処方してもらったり、検便(直接検鏡、グラム染色)や血液検査、エコーなどを行い大きな問題が見つからないことを確認しましょう。
天気が良ければ過ごしやすい季節ですので、特にワンちゃんは楽しく散歩をして気分転換しましょう。
野生動物(ネズミ)から広がっている?
2020年10月末に池田町、養老町でレプトピラ感染症が確認されました。養老町は、8〜10年ほど前に1頭確認されましたがそれ以降発生していませんでした。池田町では、今回初めてだと思います。
また、2021年 6月に大野町、9月に関市でで新たに感染が確認されました。
今後感染が広がるのかどうか注視していますが、特に池田山周辺(野生動物との関わり合い)、揖斐川河川敷周辺は特に注意してください。今までワクチンを接種していなかったり、接種していてもレプトスピラが入っていない場合はご相談ください。
甚大な拡大被害になるとは思っていませんが、レプトスピラ感染症の症状、検査、確定診断に日にちがかかります。その間に症状が重症化し助からないことがあります。ぜひワクチン接種をご検討ください。
酷暑後のこの季節は要注意

毎年、7月前後で梅雨の終わり頃、酷暑が始まる前の少し過ごしやすい期間に、ダニ・ノミの被害が急増しています。ワンちゃんのオーナーの情報では、揖斐川河川敷では毎回の散歩で「ダニ」が付着するそうです。雑草が生い茂っている所を散歩するときは、十分にお気をつけください。
当院では、開発品メーカーの駆除剤をお勧めしています。ジェネリック薬品より高めになりますが効能はその分確実になります。また経口投与と皮膚塗布の2種類がありますが、即効性を優先する場合は「経口投与」をお選びいただいています。
ダニ、ノミは秋に繁殖を行うため、積極的に吸血しようとします。そのため「草が生い茂った場所」、「河原」、「山」では被害に遭いやすいです。
臨時休診等のお知らせ
休診日、臨時休診日カレンダー

臨時休診や特別なお知らせのみの配信ですので、年数回と思われます。また、コメントや返信は行いませんのでご容赦ください。
ABOUT US
小さい家族のかかりつけ医として
田舎の小さな動物病院ならではの、気配りのきいた診察を心がけています。最先端の治療は無理かもしれませんが、なるべく新しい知識と新しい機器を使用し、今できることを相談しながら行っています。

気軽に何でも相談できる街のお医者さん
調子が悪い、気になるところがある…。そんなときは、どうぞ当院に足を運んでください。的確な診断とわかりやすいご 説明で、地域の皆様の健康的な生活をサポートいたします。もちろん、セカンドオピニオンが必要な人も歓迎。アット ホームな雰囲気のクリニックを目指しております。


1|一般内科
嘔吐・下痢・血尿・頻尿・ふらつくなどの症状があります。軽い症状から重たい症状までまちまちです。
血球・血清検査はもちろん、血液凝固検査、内分泌ホルモン(甲状腺ホルモン、コルチゾール)検査、尿検査『UPC(尿中タンパク/クレアチニン比)も測定可能』を院内でも行うことができ、内視鏡検査は、2003年より導入して胃内異物の除去、慢性嘔吐の検査を行っています。
また2017年は新型エコーにすることにより、鮮明な画像でより確かな診察が可能になりました。プローブも『心臓専門のセクター』『腹部(小)のコンベックス』『腹部(大)のコンベックス』『詳細専用のリニア』の4種類あり、付け替えることなく検査を行うことができます。また、動画保存を行うことにより診察後に動画を見ながら説明することができるようになりました。
2019年は血圧計を新規導入しました。今まで手術での血圧モニターは必ず行っていましたが、診察での血圧測定は行っていませんでした。血圧計機能の向上により診察台の上や抱っこして無麻酔でも精度が高く測定できるようになり、心臓病だけでなく腎臓病の治療のサポートにも力が発揮できそうです。
2|手術/入院

術前検査として、血液検査、中程度のリスクのある疾患には血液凝固検査、心電図検査を実施しています。また、痛みが強くなることが予測されれば、術中術後に鎮痛剤として麻薬を使用することもあります。
手術室には、麻酔モニター、保温マット、電気メスなどを常備し、一般器具セットは3セット準備し緊急事態にも備えています。
入院室は、犬と猫と部屋を分け、さらに隔離室も整備しています。またICU(猫〜小型犬用)の設備もあります。
3|歯科治療

歯磨きガムだけに頼るのではなく、内科/外科による歯科診療にも力を入れています。口臭は、抗生剤だけの治療ではありません。外科治療が必要なことがよくあります。またその歯科診療には麻酔が必須で、麻酔がなければレントゲン・歯科検診・歯石除去などもできません。そのため飼い主様は診察、治療に不安を抱いていると思います。当院では2010年頃から本格的に勉強と設備を整え始めたためまだまだ未熟ですが、相談を受けながら日々勉強して技術と知識を更新させています。いろいろお尋ねください。
4|かゆみ、脱毛

痒がる子が大変増えていて、皮膚表在の検査としてグラム染色、簡易抗生剤感受性試験等を行い、適切な抗生剤使用や治療ができるように努めています。またアレルギー血液検査も実施しています。
脱毛は、よく痒みに伴って発生することが多いですが、痒みのない脱毛(皮膚病)もよく見かけます。皮膚病はすぐに治らないことが多いため、皮膚検査を何度も行うと思います。
病院紹介動画です。自主制作ですので、ところどころ粗がありますがご容赦ください。
ご来院時の注意点
予約診療? |
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猫ちゃんを連れて行くときは? |
トリミングで、耳が臭いと言われた。 |
クレジットカード払いOK? |
診察時間のご案内
診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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8:30〜12:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
17:00〜19:30 | ○ | ○ | ○ | ー | ○ | ○ | ー |
当院は、予約診療ではありません。受付順に診察していますが容態の急変によっては順番が前後します。ご容赦ください。
お支払いは、クレジットカード払いにも対応しています。受付または会計時にご相談ください(ただし狂犬病接種の注射代は、クレジット払いができません)。
あらたに、各種QR決済でも支払いもできるようになりました。ご利用の際はスタッフにお声をお掛けください。対応決済は、PayPay、メルペイ、auPay、d払い、ファミペイ、LINE Pay、楽天Payです。お持ちのスマートフォンにアプリのインストールと設定をお済ませください。

ちょっとしたニュース
DOCTOR & STAFF

松岡 誠司
院長
平成 8年 麻布大学獣医学部卒業
犬山動物病院研修医、野村動物病院勤務医を経て現在に至る。
専門分野はありませんが、椎間板ヘルニアの手術、会陰ヘルニアの手術、歯科治療などその時必要な治療方法を勉強してきました。まだまだ未熟ですが、病気の治療/ケアを一緒に行っていこうと思います。

スタッフ 3名
3人のスタッフで病院の受付、診察、手術、入院などを分担しながら取り組んでいます。また、それぞれの意見を出しながらよりよくできるように話し合っています。 また、休診日や空いた時間などを利用してスタッフセミナーや院内セミナーを開いて日々勉強しています。まだまだ至らないところはあると思いますが、分からないことがあれば、お気軽にお尋ねください。